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クリニックコンセプト

生涯を通じて4人に1人が、何らかの精神疾患に罹患すると言われています。

適切な治療を受けることないまま、生活上の障害が発生したり、再発を繰り返したりすることで、長期に渡り療養が必要となり、場合によっては社会参加が困難になることもございます。

人生100年時代の今、ライフステージごとに直面する困難は様々です。

厚生労働省は2013年に精神疾患を、がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病の四大疾病に加えて五大疾病としました。また2022年には、約40年ぶりに、精神疾患を高校の授業で取り上げるようになりました。

それでも依然として、日本では精神科・心療内科に対して、漠然とした不安感やネガティブなイメージが存在しています。

抗精神病薬の登場から70年以上が経過する中で、精神疾患を有する総患者数は、現在も増加傾向と言われています。これが意味することは、精神疾患の回復(リカバリー)には医療だけでは不十分ということです。

我々、精神科・心療内科クリニックの使命は、「医療」だけでなく「福祉サービス」「行政」など様々な「社会資源」との架け橋となり、患者様それぞれのリカバリーを包括的にコーディネートしていくことだと考えます。

「最近眠れない」「仕事に行くのがつらいな」「食欲がなくなってきた」「電車に乗るとドキドキする」、どんな些細なことでも構いません。まずはお気軽にご相談下さい。当院は少しでも「気軽に足を運べる」クリニックでありたいと考えております。